『乾燥注意報どう参考にする?』
乾燥に勝つためにはまず、乾燥を知ること!
冬になるとよく耳にするようになる『乾燥注意報』、お肌のためにどのように参考にしたら良いのでしょうか。
情報を上手く使い分けて最善の乾燥対策をしていきましょう。
≪乾燥注意報とは?≫
乾燥注意報は気象庁や地方気象台から発表され、空気の乾燥から災害(火災など)が起こる可能性があると予想される日に出されます。
湿度の最小値である最小湿度と木材の乾燥具合を表す実効湿度に、前日までの雨などの条件を加味して決められます。
≪地域ごとの基準値≫
乾燥注意報が出されるには基準の値があり、最小湿度で言うと東京では25%大阪では40%沖縄では50%など地域で決められているので単純に湿度が低いだけで出されるわけではありません。
各地域の基準値は気象庁のホームページで確認することが出来ます。
▼気象庁/警報・注意報発表基準一覧表
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/index.html
≪湿度コントロール≫
乾燥注意報はいろいろな要因から発表されるため、それだけでは情報が不十分です。
特にエアコンで温度がコントロールされているような室内では湿度の変化を感じづらいので、湿度計で目視化するのがベストです。
≪最適な湿度≫
室内の最適といわれる湿度は40~60%。
40%以下になると肌や目や喉などに乾燥を感じるようになり、他にもウィルスの活動が活発になったりします。
逆に60%を超えるとカビやダニが発生してしまうので、加湿のし過ぎには気を付けましょう。
≪うるおい指数≫
乾燥度の参考になる情報には他にも日本気象協会から発表されているうるおい指数や寒暖差肌荒れ指数などがあり乾燥注意報より具体的なお肌についてのアドバイスが載っているので、こちらを参考にするのも良いでしょう。